よか隊ネット放談会〜住居問題を考える〜

2017年1月19日に、「よか隊ネット放談会〜住居問題を考える〜」を実施しました。

加盟団体の方々に呼びかけ8名の方に集まって頂き、熊本地震における住居問題について話し合いを行いました。

 

今回のメインテーマは「公営住宅」。熊本地震によってこれまで住んでいたところから引っ越しが必要になった方々の中で、「公営住宅」という選択もされた方がいらっしゃいます。(その他は、「みなし仮設」「プレハブ仮設」「軒先避難」)

公営住宅は、感じ的に「避難所からの延長」という感じがします。

住み始めてから住める期間は半年(申請をすれば最大一年間)。

 

今のままの制度では、2016年5月に住み始めた人は、長くとも2017年5月には出なくてはいけません。こんな中で「みなし仮設への入居申請は2016年3月31日まで」という指針が出されています。

一番の問題は、「こういった情報が必要な方々」に対して必要な情報が「きちんど届いているのか?」ということだと感じています。

こういった事実を参加者の人達と共有し、どういった支援ができるのか?について話し合いました。

 

「定期的な説明会が必要なのでは?」といった意見が出されました。もっと他にもやれること、やるべきことがあると思います。

 

熊本地震から8ヶ月、復旧活動は継続されていますが、時間がたったことによる新しい問題も出てきています。

その時その時の状況、ニーズを把握し、それに伴った適切な支援活動を考え実施することが必要であると感じました。