「みなし仮設」熊本地震支援活動で見えたこと・感じたことをまとめてみました。
◯スライド1
◯スライド2
◯スライド3
◯スライド4
◯スライド5
◯スライド6
◯スライド7
◯スライド8
◯スライド9
◯スライド10
◯スライド11
◯スライド12
◯スライド13
◯スライド14
◯スライド15
◯スライド16
◯スライド17
◯スライド18
◯スライド19
「みなし仮設」熊本地震支援活動で見えたこと・感じたことをまとめてみました。
◯スライド1
◯スライド2
◯スライド3
◯スライド4
◯スライド5
◯スライド6
◯スライド7
◯スライド8
◯スライド9
◯スライド10
◯スライド11
◯スライド12
◯スライド13
◯スライド14
◯スライド15
◯スライド16
◯スライド17
◯スライド18
◯スライド19
2018年2月24日 益城町広安西小学校で、「みなし仮設」居住者向け支援イベント「つながる広場」を行いました。
※ 「みなし仮設」とは? → こちら
よか隊ネットでは、2016年10月から「益城町地域ささえ合いセンター」の活動を行っており、その活動の一貫として、「みなし仮設」居住者の皆様に対して開催案内を郵送にて行いました。
約1500世帯の方に案内をし、当日は180世帯340名(うち子ども55名)の皆様に参加して頂きました。 震災から間もなく2年がたとうとしてる時期ですが、これだけ多くの方にご参加頂きました。
熊本地震前によって被災された方は、「応急仮設住宅(プレハブ仮設)」、「みなし仮設」、「在宅避難」という選択を取られています。どなたも支援を必要とされていますが、「みなし仮設」の皆様は、各地にそれぞれ点在して住まれているため、住まれている方の声がなかなか届かない、支援の手が行き届かない、といった課題があります。県内で活動するボランティア団体も「個人情報」の壁があり、みなし仮設の方に対しては、支援をしたくても支援先とつながれない。といったジレンマがあります。そういった流れから、私たちは今回のような、みんなが集まって交流ができる場がつくれないかと考えました。それが「つながる広場」です。
300名を超える参加者を迎え入れるためには、たくさんのボランティアの皆様に協力して頂く必要があります。 ネットワークグループとして活動している「よか隊ネット」は、今回のイベントに対して実行の協力呼びかけをさせて頂きました。ありがたいことに、今回も150名程のボランティアスタッフの方にご参加頂きました。
当日の会場の様子。参加者とボランティアスタッフが入り混じって大賑わいです。たくさんの会話と笑顔がありました。
2018年2月より、学園大学の高林先生・よか隊ネットとして、「みなし仮設・在宅被災者向けの交流会支援」の新しい活動を始めました。
住んでいる場所に問わず、3世帯以上のまとまりで申請頂くと、交流会費として5,000円から活動費を助成するという活動です。
今回この説明会を行い、新たに5組みの方に申請頂き、交際費をお渡ししました。
「つながる広場」でできたつながりが、このさきの日常でも生まれていくことを願っています。
これまでの「つながる広場」と同様に、協力団体様のおかげで、たくさんの企画を入れ込むことができました。
また今回は、オープニングとして「託東太鼓」様にご参加頂き、素晴らしい太鼓演奏をして頂きました。
専門相談も設置。復興のニュースがたくさん取り上げられていますが、個人個人に目をあてると、住宅再建のこと、健康のこと、まだまだ専門相談が必要な方々がいらっしゃいます。今回も数十件のご相談に対応させて頂きました。
私達のイベントでは環境に配慮してリユース食器を導入しています。
今回は、「社会福祉法人 若葉会 若葉作業所」の方々にリユース食器のご提供、回収作業をお手伝いしてもらいました。
大学生ボランティアスタッフも!つながる広場では、熊本県内の高校生、大学生ボランティアのご協力も頂いています。
今回は、新たに「NTTドコモ」様も活動にご協力して頂きました。企画内容は「タブレットを使って遊ぼう」
高齢者から、こどもまで年代を問わず大賑わいでした。
「つながる広場」の大きな目玉は、「おもてなしチーム」
参加者の方に気さくにお声がけ。私達がこのイベントで目指しているのはあくまでも「交流」
全てのボランティアスタッフの皆さんが参加者の人達にお声がけします。参加者のみなさんにも喜んで頂いています。
みなし仮設にお住まいの石井さんも、またまた運営スタッフとして参加。「ペーパークラフト」の展示とワークショップです。
まだまだたくさんの企画が体育館で実施されました。
本当に大賑わい。
アンケートへのご協力ありがとうございました。アンケートの回答の中から一部のコメントを記載させて頂きます。
昨年暮れにどうにか平屋をたてました。久しぶりに知り合いに会って色々話すことが出来楽しかったです。震災に会った方達をこんなに考えてもらっているかと思うとありがたいです。
おもてなしの方がいつもやさしく声をかけてもらってうれしいです。毎回楽しみで来ています。
離れた方と会う機会がないので、この様なイベントで会う事が出来るのでとても楽しみです。
定期的にこのようなイベントを開催して頂きボランティアの皆様やスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。準備等いろいろ大変でしょうが今後もこのような機会がありましたらよろしくお願い致します。
自分と同じような立場の人達が、ここに来るとまだこんなにいるんだと思えるだけでも、少しでも気持ちが軽くなります。
震災から約二年たとうとしていますが、このイベントで友人と会うのが唯一の楽しみです。また頑張れそうです。皆様の気持ちにいつも感謝しています。
みなし仮設が1年間延長されたので、このイベントも引き続き開催していただければありがたいです。
このように集まることができると多少の情報を得られますので助かります。人の声で話をすると分かることがあります。ご支援のおかけでお茶会の予定ができました!
子どもたちの太鼓の演奏で心が癒やされました。孫達の顔も浮かびました。知人とも出会えてとても良かったです。
被災された方々多数にお会いし、互いに励まし、語り合う機会が与えられ大変よかったと思います。感謝!
イベントの開催楽しみです。
うれしいお言葉を頂く一報、生活のお困りごと等まだまだあります。少しだけご紹介させて頂きます。
自宅がもうすぐ建ちますが、となりの石垣がポロッと落ちる状態なのに、区画整理の関係で修理してくれず心配
自宅はできましたが家具類等に不自由しています。
未だに家が決まらず心配です。
みなし仮設に入居していますが、毎日の生活において買い物が不便です。
家を建てている途中ですが、支援が次から次に終わるので会計への負担が大きくなってきた
家の再建の目処が立たない。
災害公営住宅について、場所・開設時期等について情報が少ないように感じます。
家がない。隣近所との付き合いがない。ただ住んでいるだけ。
隣近所とのつきあいがほとんどなく、以前住んでいた所に早く帰りたいと思います。
まだまだ支援は必要です。出来ることを少しずつでも進めていこうと思います。
※「つながる広場」は赤い羽根協働募金の助成金で活動しています。
「みなし仮設・在宅被災者」コミュニティ支援に関する新しい取り組みとして、2/10(土)に東部公民館で説明会を行いました。
この日は、みなし仮設の方々、コミュニティ支援活動をやられている方々が10名ほどご参加頂きました。
新しい取り組みの内容としては、
「被災状況、非難状況に関わらず3世帯以上の集まりに対して助成金をお渡しして交流を促す」
という内容です。
これまで、「つながるCafe」として県内各地で交流の場を展開してきましたが、高齢者の方々から「遠くていけない」という声が聞こえました。
なので、今回は、「場」という限定はせず、どこででも交流ができる取り組みに対しての支援となります。
参加者の方からは、「みなし仮設の人ととにかく話せる機会がない」という話が聞かれました。
少しでも、被災者の方の交流のお役にたてばと思っています。
次回の説明会は、3/17(土)午後2時から東部公民館で行う予定です。
2017年9月10日 益城町広安西小学校で、「みなし仮設」居住者向け支援イベント「つながる広場」を行いました。
※ 「みなし仮設」とは? → こちら
よか隊ネットでは、2016年10月から「益城町地域ささえ合いセンター」の活動を行っており、その活動の一貫として、「みなし仮設」居住者の皆様に対して開催案内を郵送にて行いました。
1,465世帯の方に案内をし、当日は184世帯414名(うち子ども63名)の皆様に参加して頂きました。
熊本地震前によって被災された方は、「応急仮設住宅(プレハブ仮設)」、「みなし仮設」、「在宅避難」という選択を取られています。どなたも支援を必要とされていますが、「みなし仮設」の皆様は、各地にそれぞれ点在して住まれているため、住まれている方の声がなかなか届かない、支援の手が行き届かない、といった課題があります。県内で活動するボランティア団体も「個人情報」の壁があり、みなし仮設の方に対しては、支援をしたくても支援先とつながれない。といったジレンマがあります。そういった流れから、私たちは今回のような、みんなが集まって交流ができる場がつくれないかと考えました。それが「つながる広場」です。
400名を超える参加者を迎え入れるためには、たくさんのボランティアの皆様に協力して頂く必要があります。 ネットワークグループとして活動している「よか隊ネット」は、今回のイベントに対して実行の協力呼びかけをさせて頂きました。ありがたいことに、32団体226名のボランティアの方々に集まっていただきました。
イベント開始二時間前に、ボランティアスタッフを集めての全体ミーティング。
主催団体である、
からそれぞれ代表者が挨拶をさせて頂きました。
「みなし仮設」の皆様を迎えるにあたって、たくさんの協力団体の協力のおかけで、多岐にわたる企画を盛り込むことができました。
資材管理から駐車場誘導まで幅広いお手伝いをして頂いた友救の会代表の松岡さん。この笑顔に参加者の皆さんが癒やされていました。
会場内のカフェスペース。多くの方が、お茶を飲みながら、再会を楽しんだり、ボランティアスタッフとの会話を楽しんだりと、とてもゆったりとした時間を過ごして頂きました。
ブース企画をしてくれた、リバイブ熊本チームメンバー
携帯に入った思い出の写真を印刷したり、ステージで踊る企画を入れてくれたりと、毎回いろんな楽しみを提供してくれています。
ステージ企画の一部。「水前寺千春のものまねショー」
参加者の皆様にエンターテインメントを楽しんでいただきました。
落語もしていただきましたよ〜
高校生ボランティアチームにより、カレーの炊き出し。今回50名を超える高校生がボランティアにきてくれました。
熊本西高等学校 西高太鼓
太鼓がステージに鳴り響きました。
アンケートへのご協力ありがとうございました。アンケートの回答の中から一部のコメントを記載させて頂きます。
つながる広場は、初回から参加させていただいています。色々な物資提供、再開、相談コーナー大変ありがたいです
色々ありますが今日法律相談をしてすこし光が見えました。ありがたい一日を感謝してます。
みなし仮設、東区のとても便利な所に借りておりますので益城に帰ってからちょっと不便ではないかとも思っていますが、しかし来年の4月頃には帰る予定でおります。本日はおせわ様です。ありがとうございました。
いつもイベントに楽しく来ています。これからも時々あったらいいです。友人とあまりあえなくてさびしいのでこうゆうイベントうれしいです。ありがとう
みなし仮設住宅が1年3ヶ月になるので同じアパートの人達と知合い友達になれた。少し楽しみが出来 た。
とても心温まる感謝の声を頂きました。でも、一方、これからの生活に向けた不安の声もたくさんありました
家の再建を進めているがその後の生活(資金)が不安。
現在みなしで熊本市にいます。子供が益城の小学校の為送り迎えがあるので、できれば早く益城にもどれたらと思ってます。いつのことやらと困ってます。
日頃、アパートでは、全く交流の場がない。おとなり住民とも会話がありません。
来年1月より家を建てる計画が進んでいるが、木山再開発になるので、この先又、引越しもありうると思うと不安も多い。
いつも思うことは、これだけ多くの人達今後どうされるのだろうと心配になる。早く皆様が落ち着いて生活できることを願います。
みなし仮設に入り病院に通うことが多くなった。今は負担金免除だから問題ないが、期限が切れた時の負担金が心配。
買い物等に不便です。
木山地区土地区画整理事業の計画で今後の住まいが決められない状態に困っています。
みなし仮設が来年夏で2年になりますが、次の住いの見通しがたっていません。
まだまだ支援は必要です。出来ることを少しずつでも進めていこうと思います。
たくさんのご協力、本当にありがとうございました!!
◎こども食堂「寺子屋カフェ」
◎日舞ボランティア団体さくら会、
◎熊本高校生災害ボランティア
◎ビッグイシューくまもとチーム
◎くまもと友救の会
◎復興ICT支援チームリバイブくまもと
◎一般社団法人熊本おたすけ隊
◎復興支援チームめ組JAPAN
◎NPO法人くまもと支援の会
◎隆建築設計事務所
◎くまもと笑いヨガ倶楽部
◎きばれ!あまくさンしー
◎熊本こころのケアセンター
◎熊本友の会
◎自然災害サイバーレスキューチーム
◎熊本県青年司法書士会
◎くわみず病院
◎カンガルー・ポケット
◎小さな一歩の会
◎よかたま市民ネット
◎熊本県弁護士会
◎女性のためのカウンセリング~Voayge~
◎西高太鼓部
◎TSUDO.NET
◎熊本県建築士会女性部会
◎くまもと音楽復興支援100人委員会
◎中村山椒
◎熊本民主医療機関連合
◎NPO法人でんでん虫の会
2017年7月27日に、ドコモ九州支社でのセミナーで「つながるCafe」の説明のお時間を頂きましたので、事務局長の江崎がお伺いし、「つながるCafe」の取り組み、これまでの活動経緯を説明させて頂きました。
開催にあたり、ドコモ九州支社の方に数多くご参加頂きました。
これだけ興味を持って頂き、大変ありがたいです。
熊本地震の報道が減る中、このように熊本地震の現状、現在直面している課題、私達が取り組んでいる活動をこうやって直接お話させて頂く機会を頂き本当にありがたいです。
熊本地震で被災され「みなし仮設」にお住まいの方は、10,000世帯以上を数えます。
このような方々は、どのような支援を必要とされているのか?
そういった声をなかなか聞く事ができない事自体が、「みなし仮設」の課題です。
私達は、そういった被災者の声を聞くために、また被災者の交流の場として提案しているのが「つながるCafe」です。
地域毎に交流の場をつくってくれる団体様に呼びかけ、たくさんの交流の場をこれから作っていきたいと思っております。
今後共ご支援よろしくお願い致します。