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2020年10月23日(金)~25日(日)の3日間をかけて、「くまもと伴走型支援助成金」として、熊本地震災害支援活動をご支援頂いている、共生地域創造財団様、生活クラブ連合会様(5名)を熊本にお招きしての、熊本現地視察を行いました。

今回の視察にあたって、くまもと伴走型支援助成金を活用して支援活動を行っている

  • くまもと友救の会
  • NPO法人でんでん虫の会
  • NPO法人みるくらぶ
  • シェアリングネイチャー協会

にお時間を撮って頂き、活動の現場に訪問させて頂きました。お時間をとって頂きありがとうございました。

 

熊本地震での支援活動から令和2年豪雨災害支援活動へ(くまもと友救の会)

 くまもと友救の会は、熊本地震では益城を中心とした支援活動を行っており、今回の助成金では、「益城町における包括的支援事業及び現地での担い手育成事業」事業として、益城町社会福祉協議会、地元住民の皆様と力を合わせて、これからの地域福祉を目指した支援活動を現在も継続されています。

 

 視察当日は、豪雨災害被災地である球磨村で作業中ということで、豪雨災害の被災状況の視察を兼ねて、球磨村の作業現場に訪問させて頂きました。

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 豪雨災害で皆様もニュース等で見られた方も多いかと思いますが、「災害ゴミ」が大きな問題となっています。土砂に紛れたもの、空き家が被災してのゴミ、どこからか持ち込まれたゴミ、と。多くのものを流した豪雨でしたが、災害ゴミとなると、時にどこから出たゴミであるのか?いろんな混ざったものであっても、事前にきちんと分別しないと最終処分場がゴミを受け取ってくれないため事前の仕分け作業に多くの時間と人手を必要とします。

 そんな大変な作業を、ボランティアの方々と連携しながら、重機を活用し、一つ一つ対応されていました。この日も、圧倒されるゴミの山を丁寧に重機を扱いながら、ゴミの分別を行われていました。作業途中ではありましたが、お時間をとって頂き、丁寧に状況と活動をご説明して頂きました。

 

 球磨村から熊本市内に戻るときに、八代市坂本町を経由して戻りました。途中の道は大きく削られ、橋は落ち、水害の爪痕が生々しく残る住居、私自身も初めて通る道でしたが、予想を遥かに超えた被害状況を目の当たりにしました。とても、災害から3ヶ月以上がたったとは思えない状況。

 報道が減ってくると、災害からは復旧しているとついつい思われがちですが、全くそんなことがないことが現地を見ると分かります。今回の視察を通して、「災害からの被災地の今」をリアルに伝えることができたのではないかと思います。

 

誰ひとり取り残されない社会を目指して(NPO法人でんでん虫の会)

 

 2日目は、生活困窮者に対して、相談事業、交流事業等、地道な活動を継続されているNPO法人でんでん虫の会の事務所を訪問致しました。「つながる訪モン事業」として、熊本地震の被災者に対して、一人暮らしの方々を中心とした訪問事業を行われています。また、毎週水曜日には、熊本市内で「おしゃべり会」を長年継続実施されています。

 

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 団体の方から、事業の現状、熊本地震からの被災者の状況をご説明して頂きました。現在では、熊本地震での被災に加え、コロナウィルスによる失業者等もとても心配されています。でんでん虫の会では、隔週で「コロナ会議」と題して、車中泊見回り活動や、助けを求めてらっしゃる方と繋がるためのチラシ配り等の状況共有会議を開催しています。

 現在の社会は、ちょっとした状況で、生きていくのが難しい環境に置かれてしまうことがあります。そういった方々に身を寄せ、一つ一つ丁寧に。「ひとりじゃないよ」と書かれたチラシが心にささります。こういった方々が地域にいらっしゃるというのはとても心強い反面、団体自身を運営するための人員・資金についての課題を抱えてらっしゃいます。

 今回の助成金での活動を通して、より持続的な活動、継続した団体運営ができるよう、よか隊ネットとしてもともに考えていきたいと思います。

 

子供と親の安心できる生活環境を作りたい(NPO法人みるくらぶ)

 2日目の午後からは、NPO法人みるくらぶさんが、昨年から新たに活動を開始された阿蘇の活動拠点へ。訪れたちょっと前に、ついに国道57号線が復旧し、阿蘇へのアクセスが元に戻ったときでした。地震後阿蘇・南阿蘇に足を運ぶたびに、必ずみていた、阿蘇大橋の部分のがけ崩れ。あの光景は一生忘れることができないくらいの衝撃でした。あそこまでのがけ崩れが起こるなんて。そして何度も通った橋がある場所にない。

 そんなことを思いながら、57号線を抜けて一気に阿蘇へ。この日は、天気もよかったこともあり、たくさんの方が観光に訪れてました。お昼ご飯のためのよったお店は行列ができていました。環境客が多く訪れられることは本当にうれしいことですね。

 

 そんな雄大な阿蘇の景色を眺めながら、向かったみるくらぶさんの阿蘇の拠点。ここからも雄大な阿蘇の景色が一望できて、ほんとうに素敵な場所でした。

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 建物の中もとてもおしゃれに改装されており、子どもたちも楽しく遊びに来ているのだろうなーと思いながら話をお伺いさせて頂きました。

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 ここ阿蘇で、そして御船で。みるくらぶさんは、本当に細かく細かく、住民の方、こども一人ひとりに向き合った丁寧な活動をされています。私達も活動の場所に何度か見させてもらってみましたが、樹民の方と本当に心のつながりができているなと感じました。

 今回は、みるくらぶさんのメンバーもたくさんご参加してくださり、スタッフのかたともいろいろとお話をさせ頂きました。みるくらぶさんも地域にとても必要な団体さんですね。継続した活動に向けての支援を継続させて頂きたいと思います。

 

地域と、そして自然とともに暮らす(シェアリングネイチャー協会)

 最終日は、甲佐町で「なんとなくふらっと」という地域の居場所づくりを活動されているシェアリングネイチャー協会を訪問しました。

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 シェアリングネイチャー協会は、豪雨災害に対しても避難所や仮設住宅での「お茶の時間 こびる」を開催されたりと、被災者の方への「お茶の時間を通したほっとしたひととき」の時間を作り出す活動をされています。くまもと伴走型支援助成金を通して、私達も知りあわせてもらいましたが、活動内容がほんとうに素晴らしく、ついつい活動の場に足を運ばせてもらっています。

 そんな時間をつくられているのがまさしく感じられるのが、ここ「なんとなくふらっと」。甲佐町を流れる川のほとりで、素敵な空気が流れています。

 

 活動の説明を聞いたあとは、歩いて5分ほどのところにある災害光栄住宅へ

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 甲佐町は、親子向けのマンションタイプと、高齢者向け戸建てと、2つのタイプに別れて公営住宅が準備されており、その間は「防災公園」が設置されています。役場のすぐ裏に建設されており、とてもよい場所に準備されていると感じました。

その後は、また「なんとなくふらっと」に戻り、自然とともにくらす話へ。なんとこの場所は、水道だけが契約されており、電気・ガスは通っていません。驚き!この考え方は、防災にとってもつながっていきますね。

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 表にはソーラークッキングの道具が。晴れた日には、ここで調理をするそうです。この日は、里芋の無水料理をされていました。地域で取れた新鮮な野菜を、太陽の力で調理する。すばらしいくらしですね。雨の日には・・・・「それならそれで食べなければいい」とおっしゃっていました。笑。素敵な考えですね。

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 こちらは、ソーラー発電。今は蓄電池も充実しており、このサイズのソーラーパネルでも、十分な電気をまかなえているようです。夜の明かりのときにもまた訪れたいと思いました。

 

熊本地震からの状況

 

 移動の途中で、益城の中心街を通りました。益城町は4車線化が進められています。まだまだ道の整備が進められており、新しく建った家も多く見られましたが、空き地も多く見られました。豪雨災害が起こり、益城の状況の報道はほぼ見なくなりましたが、こちらもまだまだ。

 テクノリサーチパークの仮設住宅にも行きましたが、ここは完全に退居されている様子でし。他のある仮説では取り壊しも始まっていました。

 

 そして、空いた時間を使って、やはり阿蘇といえば、大観峰へ!

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 何度も訪れている場所ですが、、思い返せば、熊本地震後は初めて来たかもしれません。あいかわらず、雄大な景色が広がっていました。この日は天候もよかったので多くの方が訪れていました。やはり阿蘇の自然は素晴らしいですね。

 

 

 今回、東北から来てくれた共生地域創造財団様、関東から来てくれた生活クラブ連合会の皆様。わざわざ遠くから熊本を見に来てくださりありがとうございました。そして、なにより、熊本で起こった災害に対して、遠くからご支援くださり、本当にありがとうございます。皆様からの応援の気持ちがなによりうれしいです。今回限られた時間の中でしたが、熊本地震、豪雨災害の事を少しでも伝えることができよかったです。今後ともよろしくお願い致します。

 

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2019年6月27日(木) 「くまもと伴走型支援助成金」の贈呈式を現地事務局としてサポートさせて頂きました。

 

「くまもと伴走型支援助成金」は、公益財団法人 共生地域創造財団が熊本地震の支援と一環として熊本で活動する団体の活動に対する助成金です。

助成の趣旨として、

・復興支援を通じて共生地域の創造に取り組む活動を支援します。

・被災者の自尊感情と自己有用感を尊重した相互性のある活動を支援します。

・熊本地震から3年目を前にして活動が継続的につづくために支援の地地域定着を支援します。

とされています。

 

このような趣旨のもと、複数団体にご応募頂き、7団体様に助成させて頂くことになり、この日に、助成金贈呈式を開催させて頂きました。

 

現地事務局としては、「よか隊ネットを含む、助成団体の連携」が一番重要であると考えています。

目に見える災害支援の状況も減ってきて、災害支援と地域支援、まちづくり、いろいろと複雑な視点がこれから必要になってきます。そんななか、それぞれの団体が情報を共有し、連携することが、複雑化する問題に対する一番大事なことなのではないかと思っています。

 

そういったことも含めて、贈呈式の中で、短い時間ですが、各団体様に、「これまでの活動」「助成金を活用した今後の活動方針」を発表して頂きました。

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各団体様とも、ほんとうに素晴らしいプレゼンと、活動内容でした。

今回、このような団体様が助成を受けられ、これから一緒に活動していけることに対してとてもうれしく感じました。

 

贈呈式終了後のフリータイム。

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初めて顔を合わせる方々も多かったので、少し心配したのですが、なんの問題もなく、みなさん全ての人と話され、早速これからの事で盛り上がっていました。

 

本助成金の活動期間は二年ちょっと続きます。

それまでに、熊本の状況は大きく変わっていきますし、日本全体も大きく変わっていくと思います。

 

また新しい一歩の始まりです。

熊本地震から二年半が立ちました。

現在、プレハブ仮設の自治会支援のお手伝いをさせて頂いているのですが、住民の方から新しい声が聞こえ始めています。

 

「私たちは、いつまでこの場所(プレハブ仮設)に住み続けることができるのだろう。」

 

益城町では災害公営住宅の抽選会があったようで、自宅の再建をされず、災害公営住宅に希望を出された方も、一歩一歩、住まいの再建に向けた動きが出始めてきています。

建設はまだこれからということで、公営住宅に引っ越すのはまだ先になりそうです。

 

そんな中、自宅を再建された方が、一人、また一人と。

先日もあるプレハブにお住まいになっていた、高齢男性の方も、9月下旬には家が建ちここを出られれていくというお話を聞きました。

 

そんな、喜ばしい話を聞く一方、プレハブ仮設にまだ住み続けらえる方の今後が気になりました。

 

現在のプレハブ仮設の様子を見ると、駐車場に泊まっている車もちらほら。

敷地内を歩くと「空き家」と張られたところも多くみられます。

 

「人がどんどん出て行ってさみしい」

 

そんな言葉も聞かれます。

 

誰とも接することなく、毎日がたんたんと過ぎていく。

そんな日常を送られている方も、もしかするといらっしゃるのかもしれません。

 

私たちは、そんな日常にちょっとでも変化を与えるべく、仮設毎に2週間に一度「朝食会」を行っています。

 

朝のご飯の時間だけでも、ちょっとした安らぎの時間をとってもらいたい。

誰かとの会話の時間をとってもらいたい。

「あなたのことを気にかけている人たちがいますよ」ということを感じてもらいたい。

 

そんな気持ちからです。

 

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とある別の仮設では自治会長さんからこんなお話を聞きました。

 

「プレハブ仮設に住んでいる期間は、どうせ2年から3年。そんなに長くは住み続けられない。それだったら、せっかくこの集まったメンバーで、楽しい時間を過ごしていきたい」

 

プレハブ仮設の環境は決してよくありません。部屋は狭いし、洗濯物を干す場所も十分確保されていません。コインランドリーに行く方も多くいらっしゃいます。

そんな環境の中であっても「楽しく過ごしたい」

 

これは誰しもが願うことだと思います。

 

「住まいの再建を!」

熊本の今は、この言葉が多く聞こえます。

もちろん住民さんも、次の暮らしに向けて日々悩み、選択し、次の生活に向けて歩み続けていらっしゃいます。

 

わたしたち民間団体にとって、「住まいの再建」に向けてお手伝いすることは限られており、時にはお話を聞くだけしかできません。

しかも、月に何度かの限られた時間だけ。

 

住民の皆様で、お互いが気にかけ、声を掛け合える関係性づくり。

 

ここのサポートが私たちのできることだと思い、活動を継続しています。

 

先日は朝ご飯の時間の中から、お米の話になり、農家の話になり、もうすぐお米の収穫の話になり。

 

「それなら、ここで収穫祭をしよう!」

 

という話にまでいきました。

うれしいですね。実現に向けて、お手伝いをしっかりがんばろうと思います。

 

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ある仮設では、「新しくプレハブに引っ越してこられた方」が朝ご飯に来ていただきました。

 

ご飯よりちょっと早い時間にこられ、「何かお手伝いできることはないですか?」と、私達に気を使って下さいました。

朝ご飯の時間では、向かいの席に座られた方と、お互い自己紹介をされたり、料理の話をされたりと。

 

朝ご飯の時間が、挨拶のきっかけの時間となったことがとてもうれしかったです。

 

「プレハブ仮設にはみんなの家があって、こうやってみんなで集まれる機会があっていい」

という声も聞かれました。

 

そんな言葉の中から、ふと、みなし仮設の人たちは、今どんな気持ちで日々を送っておられるのだろう、とも気になりました。

 

 

災害公営住宅の話も進み、熊本ではこれから、本格的な人の動きが多くなってきます。

 

人が動くということは、「新しいコミュニティ形成」です。

 

知らない人同士が、また顔を合わせ、同じ地域に住んでいく。

関係性が築けるまでには大きなパワーが必要です。住民の方々もここを特に気にされていました。

 

民間団体としてできること。

朝食会を通して気付いたこと、繰り返してはいけないこと、たくさんの学びがあります。

この学びを、次のフェーズに生かしていきたいと思います。

 

 

熊本地震、九州北部豪雨を受け、九州で活動する活動団体に呼びかけての連絡会議に参加してきました。

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参加者は30名程度。

平成30年7月豪雨の被災状況の現状報告、課題の共有を行いました。

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その後、「九州からできる事」をチームに分けて話し合いました。

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九州からは距離が入るため、現地に入る支援の他に遠隔からの支援活動も求められます。団体の強みを出しながら、連携によってできる支援のアイデア出しを行いました。

そして、ここ出たアイデアがアイデアで終わらないよう、今後具体的なアクションを起こしていくことで会議を終了しました。連絡会議からの次ですね。

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これから、ますます地域のリソースを活かした連携が必要であると感じました。熊本地震で生まれた活動、つながりを今こそ活かしていくときですね。

 

 

 

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 「建築」に関わる民官学、様々な専門家が参加。

また、被災当事者、ボランティアからの地域移住者も入り、様々な角度から意見交換を行うことができました。

 

・住宅再建に関しては、今なお様々な問題が起こっている(時には、裁判が必要になる可能性の案件も)

・相談窓口を積極的に設けるものの、なかなか必要と思われる人たちにリーチすることが難しい

・戸建て再建、災害公営住宅への入居、一般賃貸への入居、被災者の方々には様々な選択肢があるが、その判断基準が難しい。

・「すまいの再建」4つの支援策、の説明が、被災者(特に高齢者)にとっては理解するのに、とても敷居が高い。

・発災前の生活保護世帯の方は、義援金のために、一旦生活保護から抜けた方もいらっしゃり、今後、生活保護の最新性が必要になるケースもあり、申請に対するサポートが必要になる。

・社協から「連帯保証人でも入居可能」な制度が出されているが、処理がおいついていない。

・災害公営住宅等、行政主導の支援策に対して、住民の意見の吸い上げ反映に、地域ごとに大きな差がある。

・まずは住民同士での住まい再建の雑談ベースの話し合いが求められているが、そういった被災者同士の交流でさえ、なかなか難しい。特にみなし仮設。

 

等々、ここでは書き出せないほどの、意見が出されました。

住まいの再建に関しては、本当にそれぞれ。個人個人でのケース対応が必要であることを改めて感じました。

 

民間団体としてできることはなんだろう。

建築の専門の方々も一生懸命寄り添った支援を模索されています。民間団体としては、まずは「相談」という少し力の入る接点でなく、ゆるやかな場を作って人と人がつながり会える場作りが、今後さらに必要になると感じました。