2017年2月2日に第6回「よか隊ネット放談会」を開催しました。
今回は、加盟団体の方々を中心に、計15名の方に参加して頂きました。地震からかなりの時間が経つ中、「震災支援として何ができるのか?」と今でも継続している方々に集まって頂き、本当にありがたいです。
今回のテーマは、「つながる」について考える。
昨年12月に、みなし仮設の皆様を対象とした「つながる広場」を開催しました。みなし仮設にお住まいの約450名、ボランティアスタッフ約150名の参加頂いた支援イベントだったのですが、そこで数多くの反省点がありました。その中で一番考えなければいけなかったのが「つながる」という事。支援を継続していく上でしっかり考えなければいけないポイントです。
加盟団体様からたくさんの意見をいただきました。
- 「つながる」だけではなく「つながりたくない時」もある。
- 継続した開催、次の活動への説明があるだけでも安心を与えられる
- 「支援を受ける」という立場ではなく、「一緒にイベントをつくる参加型」をすることで「つながり」が実感しやすい
- コミュニティに入るためには「役割」を持つことが大事
等々、意見出しが活発で、時間があっという間に過ぎてしまいました。
こういった意見を経て、次回「つながる広場」開催に向けて進めていきいます。
具体的には、
- 充実したイベントにするために「実行委員会」の確立(全開は人が少なかった・・・)
- 「ワークショップ」「セミナー」「座談会」等を組み入れ、「参加型」を表現。
「みなし仮設」の人達は、「個人情報」の問題もあり、なかなか支援の手が届かかない現状があります。
プレハブ仮設に比べると、普通の住まいだから大丈夫でしょ?
といった声も聞かれます。
私達よか隊ネットは、「地域支え合いセンター」として、益城町に住まれていた方の「みなし仮設」個別相談を行っています。
実際の声は全く違います。支援の手が必要です。声に出したくても、出し先分からない・・・
これからも「みなし仮設」に対する支援、情報発信を行っていきます。