本日は益城町の地域支え合いセンターの出発式でした。
よか隊ネットはみなし仮設への見守りを担当します。
みなし仮設はプレハブ仮設と比較して、「分かりにくい」という特徴があります。
みなし仮設はどこに誰が住んでいるか分からないので、ボランティア団体も活動対象にしにくく、加えてコミュニティの形成もできません。
このため、訪問型で巡回していき、関係や信頼を築いていくという作業が必要になってきます。
益城町で被災され、みなし仮設で生活されている方は1500世帯。
これから、いかに工夫しながら活動を前に進めていくか、という点が重要になってきますが、スタッフ一同頑張っていきます。

 

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過去が全てなくなるということ。
どんなに時間がたてど解決できない問題があります。
 
本日は、加盟団体の「浄土宗熊本教区青年会」の皆様のご協力を得て、南区富合の方の物資片付けのお手伝いに行って来ました。
 
写真は、全壊の家が解体された跡地です。
熊本地震前には、ここに立派な家が建っていたそうです。本震によって家は倒壊、そしてその後、解体。その間に大雨。
 
家に残っていた全ての物はなくなったそうです。これまでの人生を表現してきたもの全て。
 
そんな中で、孤独に片付け作業を数ヶ月も行ってこられたそうです。インターネットが普及した昨今、たくさんの情報はあるでしょ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、被災された方は、情報収集を行っている精神的な余裕がありません。精神的にとてもつらい時期を送ってこられたそうです。
 
数ヶ月をたって、やっと「よか隊ネット」にたどり着かれたそうです。そんな中に、作業にあたってくれた藤森さんを中心とした、「浄土宗熊本教区青年会」。
 
作業うんぬんではなく、「誰かに手伝ってもらえるんだ」という事自体が、精神的な支えになる、と感謝されていました。
 
私はこの家の近くをほぼ毎日通っていました。ちょっと入ったところで、まさかこんな状況が起こっているとは。。
熊本地震から5ヶ月が過ぎ、みなし仮設への引っ越し、仮設住宅の整備も整ってきました。熊本中心地は、地震前と変わらない見た目になってきています。
 
今回お邪魔して感じたこと。熊本はまだまだ。助けを必要としている人がたくさんたくさんいる。
そして、どんなにやっても、全ては復旧するわけではないと痛く感じました。
まだまだ、震災支援のお金と時間と、そして動く「人」が必要です!!!
みなさまのご協力、どうぞよろしくお願い致します。
「よか隊ネット」としても、できる事を全力でやっていきます。

「くまもと笑いヨガ倶楽部の活動予定」をお知らせします。


1.笑い炊き出し
 日時/6月26日(日)15:00~16:00
 会場/益城町総合体育館ロビー

 


2.こども食堂まつりin笑いヨガ
 日時/6月28日(火)16:30~19:00
 会場/フードパル熊本ワインガーデンテラス


3.フェスティバルに向けて広報活動
 *KABサタブラ
  日時/7月9日(土)
 *TKUかたらんねコール
  日時/7月19日(火)

 

今後のイベントスケジュールはこちら

6月17日 19:30~21:30 水前寺江津湖公演前にある、さくらんぼ保育園にて、第7回よか隊ネット全体会議を開催しました。
写真中央、スロープを登ったところの建物が「さくらんぼ保育園」です。

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さくらんぼ保育園からは、西の空が綺麗に広がっています。西区の金峰山が綺麗に見れます。

開始時刻の19時半は、熊本はちょうど日の入り時刻辺りで、今日は、夕日がとても綺麗でした。屋上からの景色が最高です。

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平日ということもあり、開始時刻がちょっと遅れました。その間に、関係者で事前打ち合わせです。

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何故か、二人正座。笑

今日は、座っても痛くないように、マットを準備致しました。

 

今回は、時間の都合で参加できなかった、「若葉会」の皆様から、いなり寿司の差し入れを頂きました。

お昼からバタバタとゆっくりご飯を食べれず、腹ペコだったので、そりゃーうまかったこと。(3つも頂きました)

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前置きが長くなってしまいましたが、今日は約20団体の皆様にお集まり頂きました。平日のお忙しい中、足を運んでくださり、ありがとうございます!!!

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ネットワークグループとして活動する「よか隊ネット」には、6月17日現在で、60団体(熊本県内40団体、県外20団体)の皆様に加盟して頂いております。

そのため、7回目となる会議でしたが、改めて代表の佐藤より、「よか隊ネット」が生まれた経緯、これまでの活動に関して説明致しました。

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代表の佐藤は、自らが被災者の立場の中、車中泊という状態でありながら、すぐに炊き出し活動を行いました。熊本地震前から、困窮者支援を行っていた奥田がその活動に合流し、「よか隊ネット」が生まれました。

すぐに「よか隊ネット」を立ち上げ、行政の防災ネットの枠に入っていない、「車中泊避難者」への対応から活動を開始しました。

あれから2ヶ月、たくさんの方の協力もあり、「よか隊ネット」は、「最も小さくされた人々に偏った支援を行う」活動を継続しています。

 

よか隊ネット事業体型は、A型事業と、B型事業の2つに分類されています。

A型事業とは、被災された地元団体の活動を応援するじぎょうで、各加盟団体が主体となって行う事業です。各団体から支援活動の協力依頼を提案下さい。

B難事業とは、「よか隊ネット」が主体となって行う事業です。事務局が提案し、全員の協同で実施します。

 

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まずは、A型事業に関する説明です。

A型事業では、加盟団体の活動がメインであるので、「よか隊ネット」としては、

○情報の集約

○各活動の活動の発信

○活動同士の連携のサポート

を今後、よりいっそうチカラを入れて、活動していく旨を説明致しました。

具体的には、

○ホームページ上からの加盟団体の概要、活動内容発信

○Facebookを使った活動発信

○人的リソース等を補うサポート

などです。

 

また、よか隊ネットでは、各団体に対して、申請に応じて、最大10万円の活動助成金を お渡ししております。

各団体が、潤沢な資金があって活動しているわけではありません。活動している人たちもまた被災者です。それぞれに生活があります。

資金面においても、「よか隊ネット」はできる範囲でのサポートをさせて頂いております。

 

その後、参加して頂いている各加盟団体から、それぞれ約1分程、活動内容に関して紹介して頂きました。

みなそれぞれ自発的に、自分のできる範囲で、自分の眼に入る範囲で、それぞれの活動を精一杯やられていることが伝わってきました。

 

地震発生から2ヶ月。みんなそれぞれ肉体的、精神的にも疲れが溜まってきています。しかし、ここで活動をやめるわけにはいきません。

できる事は「つながること」。活動がつながれば、やるべきことが共有でき、多少は負担を軽減することができるかもしれません。また、活動がつながれば、より大きな動きにできるかもしれません。

私達「よか隊」が目指すのは、その「つながる」ことをいかにサポートできるか。

 

できるしこ。

 

 

A型事業のあとは、B型事業の説明です。

 

震災直後から始めた、「車中泊アンケート」も第二クールまで完了し、現在、第二クールのアンケート結果の集計解析中です。

現在は、週に2回の夜間巡回活動を行っています。

 

巡回場所は、動植物園、水前寺江津湖公園、東区の公園や駐車場、グランメッセ、総合運動公園等。それぞれの巡回に対して、約10名程のボランティアの皆様にご協力頂き、活動を行っています。

巡回活動によって、出会った方々に対して、フェイスシートを作成し、状況確認、今後の支援活動の検討を行っています。

 

こんな感じの、全体会議でした~。ふぅ。

 

最後に、参加者みんなで、はいチーズ♪

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