6月17日 19:30~21:30 水前寺江津湖公演前にある、さくらんぼ保育園にて、第7回よか隊ネット全体会議を開催しました。
写真中央、スロープを登ったところの建物が「さくらんぼ保育園」です。
さくらんぼ保育園からは、西の空が綺麗に広がっています。西区の金峰山が綺麗に見れます。
開始時刻の19時半は、熊本はちょうど日の入り時刻辺りで、今日は、夕日がとても綺麗でした。屋上からの景色が最高です。
平日ということもあり、開始時刻がちょっと遅れました。その間に、関係者で事前打ち合わせです。
何故か、二人正座。笑
今日は、座っても痛くないように、マットを準備致しました。
今回は、時間の都合で参加できなかった、「若葉会」の皆様から、いなり寿司の差し入れを頂きました。
お昼からバタバタとゆっくりご飯を食べれず、腹ペコだったので、そりゃーうまかったこと。(3つも頂きました)
前置きが長くなってしまいましたが、今日は約20団体の皆様にお集まり頂きました。平日のお忙しい中、足を運んでくださり、ありがとうございます!!!
ネットワークグループとして活動する「よか隊ネット」には、6月17日現在で、60団体(熊本県内40団体、県外20団体)の皆様に加盟して頂いております。
そのため、7回目となる会議でしたが、改めて代表の佐藤より、「よか隊ネット」が生まれた経緯、これまでの活動に関して説明致しました。
代表の佐藤は、自らが被災者の立場の中、車中泊という状態でありながら、すぐに炊き出し活動を行いました。熊本地震前から、困窮者支援を行っていた奥田がその活動に合流し、「よか隊ネット」が生まれました。
すぐに「よか隊ネット」を立ち上げ、行政の防災ネットの枠に入っていない、「車中泊避難者」への対応から活動を開始しました。
あれから2ヶ月、たくさんの方の協力もあり、「よか隊ネット」は、「最も小さくされた人々に偏った支援を行う」活動を継続しています。
よか隊ネット事業体型は、A型事業と、B型事業の2つに分類されています。
A型事業とは、被災された地元団体の活動を応援するじぎょうで、各加盟団体が主体となって行う事業です。各団体から支援活動の協力依頼を提案下さい。
B難事業とは、「よか隊ネット」が主体となって行う事業です。事務局が提案し、全員の協同で実施します。
まずは、A型事業に関する説明です。
A型事業では、加盟団体の活動がメインであるので、「よか隊ネット」としては、
○情報の集約
○各活動の活動の発信
○活動同士の連携のサポート
を今後、よりいっそうチカラを入れて、活動していく旨を説明致しました。
具体的には、
○ホームページ上からの加盟団体の概要、活動内容発信
○Facebookを使った活動発信
○人的リソース等を補うサポート
などです。
また、よか隊ネットでは、各団体に対して、申請に応じて、最大10万円の活動助成金を お渡ししております。
各団体が、潤沢な資金があって活動しているわけではありません。活動している人たちもまた被災者です。それぞれに生活があります。
資金面においても、「よか隊ネット」はできる範囲でのサポートをさせて頂いております。
その後、参加して頂いている各加盟団体から、それぞれ約1分程、活動内容に関して紹介して頂きました。
みなそれぞれ自発的に、自分のできる範囲で、自分の眼に入る範囲で、それぞれの活動を精一杯やられていることが伝わってきました。
地震発生から2ヶ月。みんなそれぞれ肉体的、精神的にも疲れが溜まってきています。しかし、ここで活動をやめるわけにはいきません。
できる事は「つながること」。活動がつながれば、やるべきことが共有でき、多少は負担を軽減することができるかもしれません。また、活動がつながれば、より大きな動きにできるかもしれません。
私達「よか隊」が目指すのは、その「つながる」ことをいかにサポートできるか。
できるしこ。
A型事業のあとは、B型事業の説明です。
震災直後から始めた、「車中泊アンケート」も第二クールまで完了し、現在、第二クールのアンケート結果の集計解析中です。
現在は、週に2回の夜間巡回活動を行っています。
巡回場所は、動植物園、水前寺江津湖公園、東区の公園や駐車場、グランメッセ、総合運動公園等。それぞれの巡回に対して、約10名程のボランティアの皆様にご協力頂き、活動を行っています。
巡回活動によって、出会った方々に対して、フェイスシートを作成し、状況確認、今後の支援活動の検討を行っています。
こんな感じの、全体会議でした~。ふぅ。
最後に、参加者みんなで、はいチーズ♪