熊本地震から取り組んできた「みなし仮設」被災者向け交流支援。ついに、「令和2年7月豪雨災害支援活動」においても活動が始まりました。

まずは、八代市から。

 

3月14日に、「八代市地域支え合いセンター」さん主催の「みんな de Cafe@八千把コミセン」が開催されましたので、運営スタッフとして協力させて頂きました。

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今回被災した、八代市坂本町では、被災が甚大で被災された多くの方が、八代市内の建設型仮設住宅か、みなし仮設での避難生活を送られています。(もちろん、八代市外に出られている方もいらっしゃいます)。

 

こういった状況を、以前から「八代市地域支え合いセンター」との話し合いの時間を頂き、情報交換を行ってきました。

熊本地震と同様、今回の災害でも、これといったみなし仮設避難者向けの支援体制は十分に整っているわけではありません。今回の災害も変わらず、民間団体としては直接みなし仮設の方と支援活動として直接接することはとても難しく、地域支え合いセンターと連携が必須となります。

 

今回、このように地域支え合いセンター主催で交流会が開催され、そこに民間団体として協力として入れることができ、とてもありがたいです。

 

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交流の場にかかせない、お飲み物の提供。

ここに関しては、熊本地震から交流支援活動をされている「山暮らしカフェ」さんが、こだわりのおいしい珈琲・紅茶・お茶などをご提供。

 

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山暮らしカフェさんのこだわりは、単に飲み物を提供するだけでなく、飲み物の提供を介した交流。

「今日の飲み物は○○です。」

といった会話の入りから、参加者の方との交流が生まれていました。

 

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一杯一杯丁寧に作られる珈琲。この「待つ時間」というのも、また大事ですね。

 

 

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今回の呼びかけ対象は「八千把地区」というところ。

同じ八代市とはいえ、とても大きな地区ですので、会話の中だけでは、お互いの住んでいるところがぱっと共有できるわけではありません。

そこで、「地図」が準備されていて、

「私が住んでいるところは、ここよ」「あーー、以外と近いね!」

 

といったような会話が弾むしかけがしてありました。

 

 

今回は、約20名くらいの方が参加されていました。

印象に残ったのが、一人暮らしの高齢者の方をご家族の方がつれて参加されていたこと。

 

話を聞くと、被災前から一人暮らしで、被災後も「みなし」仮設で一人暮らしをされており、そこを心配されたご家族の方が、こういったところにつれて来てらっしゃいました。

 

「買い物は便利になったとよ。でも、車が多くて夜も車の音がちょっとね」

 

とおっしゃっていました。のどかな自然に囲まれた坂本町。そこから熊本第二の都市八代市に写られて、いいところもあれば、難しところもあるようです。

 

今後の生活再建に関しては、八代に残るのか、坂本に戻るのか、、難しい選択だと思います。

せめて、今住んでいる八代市でも心落ち着く時間が過ごせる環境になることを願います。

 

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最後は、皆さんで記念撮影をさせて頂きました。

 

今後も継続的に行われる「みなし仮設」交流支援。

継続してお手伝いとして入っていこうと思います。

 

日本で進む高齢化。

水害の被災地である人吉市では、さらに強く問題となっています。

 

高齢者向けの団体として各地域にある「老人クラブ」

チームうとからのつながりで、「人吉市 老人クラブ連合会」にお邪魔させてもらいました。

 

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現在の、高齢者のとりまく環境。

そして、被災にあった老人クラブ連合会の活動の場である「人吉市老人福祉センター」の施設の今後について、

 

人吉老人クラブ連合会 会長の方からお話を聞いてきました。

 

被災にあったこの場所は、十分な清掃、除菌作業ができていないため、長時間の交流の場としての活用は難しいということ、

この施設をこのまま活用して、今後継続して活用していく事は難しいであろうということ、

代替施設への移転を考えているということ、

 

高齢者支援環境を取り巻く環境は、かなり厳しい状況ということでした。

 

 

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なにより、人吉市は、多くの方が被災されていて、またまだ「個」の生活を送っていくことで精一杯。

 

やはり、市外からのサポートがとても必要であると感じています。

 

高齢者が集える場、

高齢者が高齢者を支える環境、

高齢者が「生きがい」を感じられる環境、

 

これは災害問わず、これからの日本に強く求められています。

 

 

私達にできること、こんなことをさせてもらえないか、こういったところをお手伝いさせてもらえないか、

をお話させていただきました。

 

 

被災しているからこその「強い危機感」

被災したからこそ、これまでにとらわれず、これからの新しい動きを。

 

 

地元の人達の気持第一に、地元の人達と力を会わせ、

被災者された高齢者のために、被災はしていないけれで日々の暮らしに困っている高齢者のために、

 

交流の場、活動ができる場づくりをサポートしていきたいと思います。

 

 

 

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2021年1月28日

人吉市のまちなかを訪問させていただきました。

 

水害の被害が色濃く残る中、人吉市では一つ一つ解体工事が始まっていました。

 

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人吉に住んでいらっしゃる方にとっては、日々、いろんな場所がどんどん寂しい状況になってきています。

 

よく通っていたあの場所が、

いつも通っていたあの道の光景が、

 

熊本地震の事を思い出します。

 

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この場所にはどんな建物が建っていたのだろう。どんな人達が暮らしていたのだろう。

これからどんな建物が建てられるのか、それとも・・・

 

 

益城町のことになりますが、こういった更地が広がったあと、どんどん大手のドラッグストアーや、コンビニが建っていったのを覚えています。

 

人吉の景観が災害から、また少しずつ変わっていっています。

 

 

人吉の公費解体期限が、令和3年3月31日(水)まで延長されています。

詳細は、こちら

 

 

解体か、そのままの建物は残してなんとか復旧か、住んでいた方にとってはとても悩ましいことだと思います。

まずは、申請窓口でお話を聞いてみるのもよいかと思います。こういった情報がまだまだ伝わっていないということも耳にします。お知り合いの方等に、ぜひご連絡くださいませ。

 

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2021年1月17日

八代市古閑中仮設住宅「みんなの家」にて、コユプロさん主催の「柳餅(柳の枝に紅白餅を飾る)つくり」に参加させて頂きました。

 

数日前に熊本県独自の緊急事態宣言が発令されていますので、コロナ感染対策を万全にした中での開催です。

 

私達よか隊ネットとしては、2021年最初のご訪問。新年の開催を兼ねての参加となりました。

ありがたいことに、皆さん笑顔で迎えて頂き、ひさびさの再開を楽しむことができました。みなさんお変わりないようで本当によかったです。

 

 

まずは、餅作りからスタート。

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今回は、石臼でつくのではなく、機械です。(笑)

これっておもわず見入っちゃいますよね。ぐるぐるぐるぐると綺麗にお持ちができていく様子を見ていました。

 

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できたお持ちは丸めるのではなく、平べったくして、細くきるようです。

恥ずかしながら、柳餅というものを私は知らずに、本当に興味津々。どんなのが出来上がるのかとても楽しみです。

 

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薄長くした餅を、準備した柳の木の枝にぐるぐる巻きつけていきます。

 

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参加された住民の方は終始笑顔。本当に楽しんで頂きました。もちろん私達も。

赤と白の餅が交互に枝に巻かれ、本当に綺麗でした。

 

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思ったよりたくさんの柳餅ができましたので、表の手すりのところにも飾らせて頂きました。ちょうど太陽も出てきて、光があたり、本当に綺麗でした。

 

コロナ禍の中、他に予定していた交流会が、2/7まですべて開催中止となりました。確かにこのような状況の中、しかも室内での交流の時間は開催はとても難しいですね。

そんな時期に私達として何ができるのか。現地に足を運びながら、考えていきたいと思います。

 

 

また、この日は、八代市本町アーケードにおじゃまして、おせっかいちゃん、八代市地域支え合いセンターにお邪魔させて頂ききました。

 

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アーケードの通りには、綺麗におひなさまが飾ってありました。

 

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そして、支え合いセンターの事務所の入り口にも!

 

本当は、1/31に「みなし仮設」の方々をお呼びしての交流会を開催する予定でした。(緊急事態宣言をうけて泣く泣く開催中止です。)

スタッフの方にお話をきいたところ、この日の企画にたくさんの「みなし仮設」の方が来てもらえるよう、たくさんの準備をされていたようです。

「ここに地域支え合いセンターがあること」「ここではみなしの方にも支援物資がお渡しできること」「ここでいろんな相談ができること」

 

まずは知ってもらうためのきっかけとして、1/31に向けてがんばられていたようです。


開催できずとても残念ですが、緊急事態宣言後には必ず開催ですね。

地域支え合いセンターのがんばりに本当に感謝です。

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2020年12月26日(土)@八代市民球場仮設

この日は、仮設住宅でお住まいの住民さん主体の「餅つき」

これまで、活動に入らせて頂いたご縁で、餅つきのサポートしてお呼びして頂きました。

 

熊本県内では、コロナ感染が拡大しており、この「餅つき」の開催にあたっては、いろいろな葛藤があったことと思います。本来、この「餅つき」は他の団体がされる予定だったのですが、コロナ感染拡大により中止となり、しかし住民さんにとって、この「餅つき」はとても大事なイベントだったのだと思います。住民さんの希望により、開催することになりました。

 

私達よか隊ネットとしては、いつもどおり、「お茶セット」「休憩スペース用の机・椅子」を準備して、くつろぎのスペースづくりのお手伝いとして参加させてもらいました。

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この薪は坂本から。住民さんが自宅まで戻って、薪を持ってくれていました。

 

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地域支え合いセンターのスタッフさんも一緒に入ってのあんこづくり。

八代市でも「地域支え合いセンター」が立ち上がり、見守り訪問活動が始まっています。訪問活動はとても重要な活動なのですが、こうやって、住民さん主体の交流活動にまで顔を出してくれて、一緒に作業。本当にすごいことですね。

私達も、合間合間で、支え合いセンターのスタッフといろいろとお話をさせて頂きました。こういった自然の交流のなかから今後の活動についてのお話をすることができ、とてもうれしく思います。「みなし仮設」の方向けの交流支援活動について等をお話させてもらいました。

 

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住民の方と、お手伝いで参加されたグリーンコープさんが力を合わせて餅つき。餅つきって本当に、いろんな人の「役割」が必要になるとてもすばらしい行事ですね。

 

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よいしょ!よいしょ!掛け声に合わせて、男性がぺったんぺったんついて、女性が餅をこねる。この共同作業が住民さんの横のつながりをつくっていくんでしょうね。

 

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この職人の手。これまで長年培われた技術がここでも活かされています。

この日は、地元の高校生ボランティアの方も入っていたのですが、こういった作業を一緒にする作業も近年減っていて、とてもよい経験になったとおっしゃっていました。やっぱり、「地域行事」って大事なんだな、と改めて感じました。

 

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ちょっとした休憩のひとときのためのコーヒー。この日は幸いさほど寒くはなかったのですが、準備してあったストーブの周りで暖をとり、しばしの談笑。

とてもよい空間ができていました。

 

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最後は、みんなで集合写真。(密が心配されますが、、、やっぱりみんなでの集合写真として記録として残すことは大事かなと)

 

 

最後に

コロナ感染拡大化の中で、今回開催された「餅つき」大会。

住民さん同士での話し合いも、賛否両論いろんな意見が別れたそうです。「こんな時期に、やっていいのか」住民の方も大変悩まれたことだと思います。 それでも、開催を決めた住民の方々。とても勇気ある決断だったと思います。

 

なぜ、そこまでして「餅つき」をしたかったのか?

私達もしっかりこの決意を考えなければいけないと思いました。コロナ感染拡大の中で、いろんな地域行事が中止となっています。そもそも、なぜ「地域行事」というのが長年行われてきたのか。今回の「餅つき」を見て、改めて、その意味を強く感じました。

 

災害によって、今まで長年住んできた家を離れなければいけなくなり、仮住まいを余儀なくされました。もとは坂本町の住民とはいえ、ここに住んで初めて会う方も多いです。そんな中、ここで住んでいく、暮らしていく。

 

住民さんにとって、これからの「暮らし」を少しでも「豊かに」するために。そのための「餅つき」だったのだと思います。

準備をして、火をおこして、もち米を炊いて、ついて、丸めて。いろんな作業が必要になります。決して一人ではできなくて、いろんな人の力が必要になります。男性も女性も、小さな子どもからお年寄りまで。

自然と会話が生まれ、自然と力を合わせる。

 

そんな時間がここにはありました。

 

コロナ感染はもちろん最新の注意を払わなければいけません。医療従事者には感謝しかありません。医療崩壊は絶対に起こしてはいけません。

 

しかし、「住んでいる人たちのつながり」も決してなくしてはいけない。そこのバランスを今回強く感じました。

 

ここでつかれた餅はありがたく家族で食べさせて頂きました。

住民の方にとって、また2021年が少しでもよい年のなることを祈りまして。