2021年4月18日(日)に、人吉市東西コミュニティセンターにて、みなし仮設交流支援活動「つながる広場」を開催させて頂きました。
この日は、風の強い日ですが、事前にご案内させて頂いた、みなし仮設・在宅被災者の方約30名の方にご参加頂きました。
また地域の方にもご協力頂き、地域支え合いセンター・民生員・校区社協の方にもご参加頂き、ボランティアスタッフとして、総勢約60名程での開催となりました。
私達、よか隊ネット熊本では、これまでの豪雨災害支援活動と同様「お茶どころ」を担当させて頂き、参加して頂いた皆様に対して、珈琲・お茶・ジュースのご提供をさせて頂きました。
その他、
- お食事提供(生活共同組合くまもと)
- 生活支援物資提供(グリーンコープ生協熊本)
- おもてなし(でんでん虫の会、熊本学園大学社福災害支援ボランティアグループ)
- 生活相談支援(弁護士会、YNF、minori)
- 健康相談(民医連)
と、民間団体と連携し、被災者の皆様に対して、くつろぎの時間と、これからの生活に向けた支援活動となりました。
今回開催した「つながる広場」は、熊本地震時のみなし仮設交流支援活動として開催していたイベントなります。
今回、学園大学を中心としてイベントを企画し、ようやく、人吉市でも開催することができました。
熊本地震時では数百人規模でのイベントだったのですが、今回コロナ禍ということで、規模を縮小し、この規模での開催となりました。
それでもご参加頂いた方々は、それぞれのテーブルで懐かしい再会を楽しまれたり、災害のこと、今の生活の状況の事をいろいろと話され、楽しい時間を過ごして頂けた方と思います。
また生活相談においては、「災害公営住宅」の事、「被災者生活再建支援金」の事等を専門家にご相談されていました。
災害に対する公的支援のこと、災害復旧・復興の流れの情報がまだまだ不明確で、皆さん多くの不安を抱えながら生活されていることが伺えました。
イベント終了後は、ボランティアスタッフが集まり、本日のイベントの情報を共有しました。
- 継続した支援関係を気づいていくためにも、現場の支援者との接点づくりが必要
- 参加者の方からはこんな声が聞かれた
- 今後の開催に向けての改善点
等々、積極的によりよい支援活動となるための意見が出されていました。
今回、現地の理解を得て、このような機会を作れたことに心より感謝致します。
また、このような支援活動の重要性を改めて感じました。
次回は、4月25日(日)に、場所を中原コミュニティセンターに変えての開催となります。