人吉市で今年から始まっている、建設型仮設交流支援「オープンカフェ」に参加してきました。
この日(3月18日)は、人吉市の建設型仮設の2箇所(下原田第三仮設・梢山仮設)でオープンカフェが開催される日ということで、午前中にそれぞれ1時間ほどお邪魔させて頂きました。
今回の参加目的は、交流支援活動のお手伝いということもありますが、今後の人吉での被災者支援を行うにあたって、「人吉市地域支え合いセンター」のスタッフの皆様へのご挨拶ということも兼ねています。被災者支援を継続するにあたって、被災地での活動、そして出会ったお困り毎のつなぎ先として「支え合いセンター」はとても重要なポジションとなりますので、少しでも仲良くなれたと。
それぞれの仮設には、他のボランティア団体の方も入ってらっしゃって、参加の方も交え、とても和やかな時間が流れていました。
この日の人吉市は快晴で、早くも桜の花が多く咲いていました。昨年の梅雨から猛暑と冬を超えて、また新たな春の季節を迎えています。
「みんなの家」のスロープ部分には、人工芝が貼られていました。これは熊本地震で建設されたみんなの家では見ることができなかったと思います。
滑り止め対策だとは思いますが、少しずつ着実に進化していっていますね。
参加者の方の住まいの状況についてもお伺いしましたが、概ねよい反応が帰ってきます。(もちろん「仮住まい」ということでなにかと大変な生活だとは思いますが・・・)
断熱効果もしっかりあり、なにより中二階に作られた収納スペースもかなり約にたっているようです。
今後、
- 「みなし仮設」の方を対象とした交流企画「つながる広場」を4月に予定
- 人吉市の老人クラブ連合会の方向けのお茶処を3月末に開催
- そして、「オープンカフェ」への継続参加
と、人吉市でも引き続きの活動を予定しています。
支え合いセンターの方にお話を聞いた所によると、人吉市の「超高齢化社会」に加えての今回の災害。
車をなくし、移動がとても困難になっている方がとても多いという話でした。
「地域単位」での小さな集まりの活動が求められています。