2020年11月23日@坂本
坂本道の駅で開催された「第2回 坂本で会いましょう」に「お茶どころ」コーナーとして参加させて頂きました。
坂本で活動する支援団体「チームももちゃん」が主催の、今回で2回目となる「坂本で会いましょう」
坂本の人たちによる、坂本の人たちのための交流イベント。坂本への愛がいっぱいつまったとても素敵な交流日となりました。
この日は、
- 坂本こども食堂with坂本の母ちゃんズ(坂本の子どもたち自らによる炊き出し、坂本ならではのメニューをご用意します!)
- ヤギとのふれあい
- お茶どころ(無料カフェ)
- 身体ケア、マッサージ、健康相談コーナー
- 暮らしに関する何でも相談コーナー
- 物資の無料配布(家電、毛布、冬服など)
- ステージイベント
など、楽しむための企画がもりだくさん。
豪雨災害で甚大な被害を受けた八代市坂本町。多くの人達が被災され、仮設住宅やみなし仮設での生活を余儀なくされています。そんな人達に向けて、「坂本に足を運んで、坂本を感じよう、坂本を愛する人達に再開しよう」という企画の意図が強く感じられました。
地域を愛する。一番大事なことを感じさせてもらいました。
私達は、会場の一角で、ゆっくりとした「お茶の時間」を楽しんでもらうためのカフェコーナーを担当。
たくさんの人に飲みものを楽しんでもらうために、熊本友の会、チームうと、八代市のボランティアの方の協力を頂き、合計10数名のスタッフで対応させて頂きました。
イベント開始は12時からでしたが、11時頃から人が押し寄せ、全部併せて200杯くらいのコーヒー・お茶をご提供させて頂きました。
参加された坂本住民の方にも、お茶運びや、コーヒー豆の挽き作業など、もお手伝い頂き、会場にいるみんなで、この日を楽しませてもらいました。
青空の下でヘアカット
木原不動尊様から、数珠の無料配布をして頂きました。
無料物資配布
災害支援として、何度も坂本には足を運ばせてもらっていますが、表現は難しいですが、とても心地よく活動をさせてもらっています。
坂本の人たちのお人柄でしょうか、、ありがたいことに顔を覚えて頂き「いつもありがとうねー」というお声がけをもらったり、今回のように、お手伝いしてもらったり、一緒に活動を楽しませてもらっています。
坂本町に関係させて頂き、活動をする中で「地域のつながり」の重要さを改めて強く感じさせてもらっています。
「地域」とはどうあるべきか?
災害があったことは悲しいこと。でも、その出来事を消すことができない。
外からの支援を受け、そして、自分たちで地域を立て直していかなければいけない。
そういったときに、災害が起きる前の「地域の在り方」を坂本町から強く学ばせてもらっています。
外からの人を受け入れ、そして住民同士でも力を合わせる。
まさしく、「ALL坂本」で、これからの地域再建に向けて動いていくパワーを強く感じています。
果たして、自分の地域は同じような状況を作れるのだろうか?この雰囲気、パワーはなぜ生まれてくるのか?
ここで起こっていることをいろんな人達に感じてもらいたい。そう強く思います。被災地に関わることは、それは必ず自分の地域のためになる。そう強く感じます。
この日は、11月下旬とは思えないくらいの暖かさでした。でも、これからは本格的な冬がやってくるでしょう。
坂本はこの日は多くの人で賑わいましたが、いつもは、みなさん仮設住宅やみなし仮設の暮らしで坂本町から離れた場所で生活を送られています。
坂本町に戻ってこれるのか?
新しい土地でこれからの生活を作り出していくのか?
おそらく、毎日葛藤の毎日だと思います。
この日のパワーを少しでも明日の活力にしてもらえたらと思っています。
今回は、ちょっと大きめの交流イベントでしたが、また私達は、仮設住宅にお邪魔させてもらったり、みなし仮設の人たちの孤立化を防ぐために少しずつ動いていきたいと思います。
私達もパワーをたくさんもらいました。ありがとう坂本町!
こんな素敵な一日を企画してくれた「チームももちゃん」のメンバーを始め、運営メンバーの皆様大変お疲れさまでした。
そして、この日の「お茶どころ」に協力してくれた皆様ほんとうにお疲れ様でした。