2020年11月11日(水) 球磨村さくらドーム仮設におじゃましてきました。
この日は、球磨村のお寺さんのつながりの方たちが集まり、住民の皆さんへの炊き出し。
みなさんテキパキと炊き出しの準備をされていました。
食材、機材提供はグリーンコープ
本日のメニューは、
まぜごはんと、だご汁、おやつには煮豆。
天候にも恵まれ、たくさんの方がお食事にこられていました。
佐賀から多くの支援物資が。
住民の方は、最初は遠慮しながらも、お声がけをすると、それぞれ必要なものをとっていかれてました。
ただ、ここでも言われるのが、
「本当は、何枚もお皿を持っていきたいのだけど・・・奥スペースがなくて。必要な分しかおけないんだよね。本当はお客さんが来られた時の分とかまで持っておきたいんだけど」
ただお話を聞くと、今回の仮設住宅に関しては、防音や寒さ対策に関してはあまり大きな問題は行っていないようでした。
だんだん寒くはなってきてはいるようですが、室内はとても快適な気温だということ。
私達は、炊き出しの横のスペースで、「お茶どころ」を設置させて頂き、暖かい飲み物と、お茶菓子をご提供させてもらいました。
最初は、食事の方たちが座られてお食事をされていかれていましたが、食後のコーヒーをおすすめして、食後のひとときを過ごしてもらいました。
久々に外に出た方という方もいらっしゃいました。
日頃、ほとんと家から出ることもなく、家にこもっていらっしゃる方も多いようです。
今回のような外を出るきっかけとなって、とても喜んでいらっしゃいました。
また、ここ球磨村でも「みんなの家」の活用に関して少し話がされていました。
誰が鍵を管理するのか、どこが活動申請の窓口となるのか。
仮設住宅では、みんなの家が準備されはしますが、「活用される」というまでには、まだまだなようです。
みんなの家が活用され、日常の住民さんの拠り所として、そして、そんな中から自治会が結成され、少しでもよりより暮らしが住民さん同士で話されていいくことを願います。
帰り道に、以前お伺いした人吉の仮設住宅にもお邪魔させて頂きました。
以前炊き出しでお邪魔した際にお話されていた住民さんの顔が浮かんだので、お会いできるかなと思って。
偶然にも、その住民さんの方がちょうど洗濯物を取り込んでいらっしゃるときで、お会いすることができました。