よか隊ネット放談会#10〜復興へのロードマップと被災者支援について〜

2017年5月25日(木)に、「よか隊ネット放談会#10」を行いました。

今回は

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員、一般社団法人パーソナルサポートセンター理事の 菅野 拓さんをお招きしての、

「復興へのロードマップと被災者支援について」

 

加盟団体の皆様を中心に、約20名の方々に集まって頂きました。

市民セクターからみた復興へのロードマップと被災者支援 

阪神・淡路大震災、東日本大震災からの事例も合わせて、よかった事例、悪かった事例を交えてお話して頂きました。

 

市民セクターからみた復興へのロードマップと被災者支援

 

  • 被災者の課題は震災に特化したものではない
  • 震災支援に乗じた大規模開発は危険(市民の意向を汲み取る必要がある)
  • 使い方次第では使える予算はたくさんある。大事なのはアイデアと活動のミックス。
  • なにより大事なのはネットワークと知恵。活動団体同士が連携しないといい結果はでない。
  • なので、セクターを越えて、しっかり話し合いを行って活動しましょう。
  • 「話し合う」文化が大事。これは地域活動の資産となる。
  • 活動団体を避難して喧嘩しても良い結果はでない。


等々、阪神・淡路大震災、東日本大震災の事例も交えながら、とにかく「セクターの枠を越えて」の連携がとても大事だということを話して頂きました。

 

 

市民セクターからみた復興へのロードマップと被災者支援

 

地域によっては、「なかなか情報共有ができない 」という声も上がってきています。

セクターの枠を越えなければできる範囲も限られますし、なにより何が目的なのか?が見失われてしまっている気がします。

熊本復興のため、被災者支援のため、今後も連携活動を強めていきたいと感じました。