熊本市社会福祉協議会主催の東区ふれあいいきいきサロン研修会で講演を行ってきました。
日時:平成30年1月18日(木)13時30分〜15時30分
場所:熊本市東部交流センター多目的ホール
内容:
(1)「少子高齢化からの地域課題」〜これからの地域に必要なコミュニティとは〜
逢桜の里 副代表 西原明優様
(2)「熊本地震から見えてくる『地域のつながり』の大切さ」
よか隊ネット熊本 事務局長 土黒功司
熊本市東区の校区社会福祉協議会の関係者70名程にご参加頂きました。
よか隊ネットからは、
- 熊本地震発災後からの震災支援フェーズの移行
- 今一番の課題「被災者の孤立」
- よか隊ネット熊本としての支援活動「つながる広場」「つながるCafe」
- 「つながるCafe」から地域資源へ
- 熊本地震からの「既存地域資源」と「震災支援からの地域資源」の融合
に関してお話させて頂きました。
逢桜の里 西原さんの発表の様子
地域の世代間交流を深めるための「地域食堂」を展開されています。世代間交流を通して、地域のネットワークづくりを行い、地域課題の解消を行うことを目指されています。
相対的貧困のお話、高齢化社会の課題等のお話でした。
発表後の質疑応答
参加者の方からは積極的な質問を頂きました。
- 交流の場に出てこない人達への呼びかけは
- 場は準備しているが、そこでいざ活動を行っていくためにはどうしていけばいいのか。
- それぞれの世代のライフスタイルが異なる昨今、どのように世代間交流を拡げてばいいのか。
よか隊ネット熊本としては、
- 実施者は決して無理をしてはいけない。実施者が如何に楽しくやるか。そして実施を抱え込まないこと、地域のいろいろな人と繋がり、実施者同士の連携を行っていくことが大事。
- 地震後、いろんな市民団体が立ち上がった。これまでやられている既存の活動と、新しく立ち上がった市民団体の融合がこれからは大事。そこに実施者同士の世代間交流も生まれてくる。
- 1人で抱え込まないこと。今回のような研修会を通して、同じ課題を抱えている人、同じ目的を持っている人が出会い、そこで力を合わせていくことが大事。
といったお話をさせて頂きました。
今回、よか隊ネットとしてもとても貴重な機会を頂きました。
今回の出会いをきっかけに、またいろんな活動の広がりをつくっていきたいと思います。
熊本地震からのまちづくりへ。これからもがんばっていきます。