東北視察 その2〜交流の大事さ〜

東北視察二日目。

仙台を中心に、被災地の見学、施設の見学をさせて頂きました。

 

震災振り返りワークショップ

午前中は、東北震災で大きな被害を受けられた方のご自宅を受けてのワークショップを行いました。

内容は、「震災から今を振り返るワークショップ」

既に、何度も開催されているワークショップに、今回私達も参加させて頂きました。

 

震災を振り返るというのは当事者にとってとてもつらいことです。今回そこをうまく対応されていました。

手法は、振り返りを「絵」として表現すること。気持ちの動きを自由に絵として表現します。

絵として表現することで、言葉に難しいようなことも、自由に表現することができます。

まずは絵として表し、そして言葉で表現する。そんな振り返りにより、参加した皆さんのいろんな気持ちを知ることができました。

 

 

せんだい3.11メモリアルホール交流記念館

午後からは、「せんだい3.11メモリアルホール交流記念館」の見学にお邪魔しました。

ここでのポイントは、「交流」が施設の中に入っていること。東日本大震災の記録を遺すということではなく、その場に訪れた人との「交流」を取り入れること。

そんな仕掛けをたくさんされている場所でした。

参考:せんだい3.11メモリアルホール交流記念館HP

 

1階には自由に交流できるスペースが準備されています。訪れた日は無料でコーヒーを提供されているのでご馳走になりました。

左に見える地図は、津波の被害を受けたエリアが表現されています。

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地震の発災から現在まで行われた活動が時間軸で紹介されていました。

かなりたくさんの取り組みが行われており、地域住民も積極的に参加した素晴らしいイベントがたくさんあっていました。

4月には、「音声展示」という取り組みをされるようです。午前中に行ったワークショップで話した内容がもしかしたら展示されるかもです・・笑

熊本地震から間もなく一年。熊本のどこかに同じような交流スペースが出来上がるといいですね。

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交流記念館のあとは車で30分くらい移動して、津波被害の大きかった地域を見学してきました。

車で通ると、突如野原が広がっている地域に入ります。6年たった今でも新しい建築まではいかず、復旧活動が継続されている状況でした。

写真奥に写っていず銅像がありますが、この高さが、この場所での津波の高さだそうです。

あの高さまで水面があがった状況を想像すると言葉も出ません。

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海岸沿いには、大きな防波堤が出来上がってきました。次の津波に備えての準備だそうです。

海岸沿いにずっと建築されています。そのため、内陸からは一切海が見えない景色となっていました。

現地の方々の意見も様々なようで。。。「防災」という動きの難しさを感じました。

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最後は、一般社団法人パーソナルサポートセンター(PSC)にお邪魔して話を聞かせて頂きました。
PSCは、東日本大震災直前に立ち上がった団体で、東日本大震災でも震災支援で大きな活動をされた団体です。

 

私達よか隊ネットは、現在「みなし仮設」の皆様の見守り支援活動を行っていますが、PSCの皆様にも大変大きな手助けを頂いております。

熊本での活動をよりよいものにし、継続した活動ができるよう、たくさん勉強させて頂きました。

 

 

 

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そして夜は、東北の方々のはからいで、交流会。

地震直後、混乱した熊本において、すぐに駆けつけて頂いて活動のお手伝いをして下さった皆さんです。

牛タン、、めちゃくちゃおいしかった。飲みすぎました。