熊本地震支援活動報告〜見守り活動〜

よか隊ネットでは現在、益城町社会福祉協議会からの委託事業として、1308世帯の方々の戸別訪問による見守りを行っています。益城町で被災され熊本県内の市町村にみなし仮設を見つけられた方々のお話をお聞きしています。
 
先日はあるお宅でお話をお聞きしました。自宅は全壊で家具・家電を取り出せ無い状態からみなし仮設の生活をはじめられました。
 
入居当初の8月は家財道具の購入の際、購入料金とは別に蛍光灯の取り付け代に5千円(取り付けひとつにつき!)、エアコン取り付け2万5千円(もちろんひとつにつき!)等の震災便乗価格の世の中にため息をつきながら生活をされていました。
 
よか隊で寄付品のテレビの接続を行いながら、今までの辛かったお話を聞かせていただきました。
 
おはなしを聞きながら一緒に腹を立てておりましたが、最後に笑顔でお食事へデートにお誘いいただきました。うれしかったのですが丁寧にお断りしたところ、お礼の言葉をいただきました。
  
腹が立つことも分かち合えれば幾分楽になることを思い出しました。
 
「寒いねと」話しかければ「寒いねと」答えてくれる人のいるあたたかさ・・・  俵万智
 
柄にも無く歌を思い出してしまいました。
ささえあいながらみんなで歩いていきたいと思います。
 
皆様の応援をよろしくお願いします。